ポンペイ展

先日、上野の東京国立博物館で開催されているポンペイ展に行ってきました。
平日でしたが割と多くの人で賑わっていました。
ポンペイは1度は行ってみたい所のひとつで、今回の特別展もとても楽しみにしていました。
フラッシュ撮影でなければ写真撮影可能だったので、印象に残ったものをいくつか撮ってきました。

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絵画(モザイク画)の周りを取り囲む額縁に描かれた顔が何ともユーモラスです。

当時はこういう額縁が流行っていたのか、それとも依頼人の好みだったのか…。

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ベスビオ山の噴火によって炭化したパンです。
放射状に線が入っているのは切り分けやすくする為だそうです。

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このような形でお店で売られていました。
細かな細工が施された装飾品も素敵ですが、こういう今も馴染み深い日常の品々を見るとドキッとします。遠い昔に、確かにこのパンを買って食べようとしていた人が居て、それなのにある日突然起こった災害によって命や生活を奪われてしまったという現実が、炭化したパンを通してリアルに迫ってきます。
他に医療道具や台所道具なども展示されていました。医療道具の中には今でも使うのに高度な技術が必要な物があり、当時の医療水準に興味がわきました。
ポンペイ展、行って良かったです。

帰りに湯島天神に立ち寄って観梅を楽しんできました。
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良い1日でした。