たまにはもやもや話

1月もあっという間に月末になりました。

 

職場ではコロナが流行してから初めてクラスターが発生して緊張が走りましたが、幸い近隣の施設や病院に比べればだいぶ小規模で収まりました。

コロナ陽性の患者さんは隔離部屋に移動となります。

そして、室内で患者さんと接する際は上から下まで防護服に身を固めた状態で接します。

患者さんが足腰がしっかりして身の回りのことも出来て、危険認識もきちんと持っている方だったら部屋の出入りも数分で済みますが、そういう方ばかりではありません。

そうなると、どうしても隔離部屋での滞在時間は長引きます。

マスクは市販の不織布ではないタイプの物なのでかなり密着性があります。

今は冬だからまだ良いですが、これが夏だったら・・・と思うとゾッとします。

 

コロナは5月に5類へと変更になりますが、その際やその後に医療・介護現場で大きな混乱が生じないかと今から戦々恐々しています。

 

世の中では中小企業への賃上げの話が出ていますが、国によって診療報酬が予め決められていて、自由診療で無い限りは収入を大きく増やす事が難しい医療・介護分野の賃上げはいったいいつになるのかなと思うと、少し気持ちが暗くなります。

少子化でますます勤労可能人数が減っていく中で、賃金や福利厚生面で必ずしも待遇が良いとは言えない医療・介護分野に就労する人はますます減っていくのだろうなと思います。

 

もちろん賃金や福利厚生だけが全てではありませんが、大きなモチベーションになっている事は確かでしょう。

より給与を上げようとして自費で勉強会に行ったり医療・介護分野で使える資格を勉強して取得したとしても、それに伴って上がる給与は微々たるものであったり全く上がらない勤め先も多いと思います。

そう考えると、医療・介護分野はコストパフォーマンスが良くないと言えるのかもしれません。

SNSで就業分野別の平均給与や福利厚生の充実具合もすぐ調べられる昨今では、これから就労する世代はコストパフォーマンス(以下、コスパ)の良い分野への就労を目指す人がますます増え、コスパの良くない分野への就労は避ける傾向が強まるのではないかと思います。

 

何だかちょっと暗い話になってしまいましたが、冬の寒さのせいという事でご勘弁下さい。

もやもやした時は筋トレや散歩がおススメですよ~。