お菓子を貰いました

こんにちは、ネモです。

 

 

今日は午前の仕事で心がガリガリ削られる事があり(ついでに昼休みも削られましたw)午後は疲労で気落ちしながら仕事していたのですが、とある方からお菓子を頂いて気持ちがほっこり癒されました。

 

とある方、とは入院中の患者さんです。

そろそろ御年3桁になる方で、このコロナ禍で家族と直に会えず辛い気持ちも抱えていると思うのですが、スタッフには愚痴もあまり言わず八つ当たりもせず、編み物に読書にと自分なりの楽しみを見つけて過ごしておられます。

そして、いつも会うと満面の笑顔を返してくれるので思わずこちらも満面の笑顔になり、気持ちがほっこり癒されます。

私もこういう歳の取り方をしたいなあと思う、とても素敵で尊敬する大先輩の女性です。

 

 

今日はその大先輩とお話する時間があり、お部屋にお邪魔すると開口一番「これ、少しだけど持ってって~。」とおせんべいと飴玉が入った袋を渡されました。

「飴玉3個しかないけど、おせんべい2個入れといたから良いよね~。」と中身の気遣いまでする大先輩。

もちろん有難く頂きました。

 

 

実は、私はこれまでに何度か大先輩からお菓子を頂いた事があります。

今回のような個包装のおせんべいではなく、移し替えたかっぱえびせんがそのまま直に飴玉と一緒に袋の中に入っていた事もありました。

スタッフの中には「衛生的な手で触ったかどうか分からないから。」という理由で個包装以外のお菓子は遠慮する方もいるのですが、私はそこまで気に掛けないので(医療従事者がそんなんで良いのかというお叱りが来そう・・・)美味しく頂きました。

かっぱえびせん、小さい頃はよく食べていたけど大人になってからはめっきり食べる機会が減りました。

久々に食べたかっぱえびせんはとても美味しかったです。何より家族からの差し入れというとても大切なものを分け与えてくれる、その気持ちがとても嬉しかったです。

 

 

今日は心がガリガリ削られたところに大先輩からのプレゼントで、頂いた時は思わず涙が出そうになりました。

ありがとう、大先輩。

大先輩からはいつも何か貰ったり癒されたりしてばかりだなあ。

後で肩もみでもしてお返ししようと思いましたが、よく考えたら前に「肩凝ったこと無いよ~。」と言ってたな・・・。

それなら、何か大先輩が好きそうな本でもお渡ししようかな(スタッフが患者さんに物を差し上げるのは違反なので貸し出すという形にしてみようかと)。