懐中電灯

先日起きた地震と停電で気付いたことがありました。

それは懐中電灯の保管場所です。

私自身これまで何度か大型地震を経験しているので、防災の備えは万全にしているつもりでした。

先日の地震直後に発生した停電でもすぐに懐中電灯を取り出そうとしました。

しかし、ここで問題が。

懐中電灯は玄関の靴箱に入れているのですが、いざ地震後に取り出そうとしても同じ棚に置いていた防水スプレーや掃除用クロス、自転車のチェーンキーが邪魔をしてしまい、すぐに取り出すことが出来ませんでした。

一応整頓してはいましたが地震の揺れでぐちゃぐちゃになってしまい、懐中電灯を取り出すのに手こずってしまったのでした。

保管場所が分かっていてもすぐに取り出せなくては困るので、その後は懐中電灯を置く棚に他の物を置かないようにしました。

避難時に持ち出すリュック(防災用品入り)や靴も玄関前に置いていますが、いざ地震で建物が大きく揺れるとリュックも靴もどこかに飛んで行くかもしれません。

そうならない為には玄関前に置いているリュックや靴もベルト等で固定しておいた方が良いのかもしれないなと思いました。

ちなみに避難用の靴は丈夫で保温・防水性が高い登山靴(軽登山用)を当てています。

今回の停電時はたまたま月明かりで室内がいくらか見えましたが、もし月明かりが無く懐中電灯もすぐに取り出せなかったらもっと時間が掛かって大変だったはずですし、精神的にも焦りと不安で心が押しつぶされそうになっていたかもしれません。

真っ暗闇の中でも慌てず怪我をせず必要な物を持って避難できるように、まずは荒天時の夜に室内を真っ暗にして避難時の動き方シミュレーションをしてみようと思います。