とある夢

今日は少し早く目が覚めました。

 

夢を見たんです。

 

私は何かの団体の中に居て、これからどこか外国に旅行するらしい。

夢の中の私もそれを知っている。

そして、外国で日本の着物をお披露目しようということになり、1人ずつ着物を渡された。

私に渡されたのは“この色はちょっと自分には合わないな、着たくないな”という色だった。

しかし私はその事を黙っていた。

1人ずつ着付けしてもらうのだけど、他の人たちは楽しそうなのに私だけ気分が重い。

時間が経ったが、着付けが遅れているようでまだ私の番は来ない。

“今のうちに可能なら着物を交換してもらおう”と意を決して着付けの場所に行った。

しかし着付けをしていた人は私を見るなり、『順番はまだだから!』と強く言った。

周りは“この人、順番を守らずに先に着付けしてもらおうとしたんだ”という冷たい目で見ている。

誰か知らない男性からは『勝手に行動したらダメだろう!』と皆のいる前で罵られて手を挙げられた(挙げただけで殴られなかったが)。

 

夢の内容はここまで。

とても悲しい気持ちになり、うっすら泣きながら目が覚めました。

 

実は、夢の内容と似た事が過去にありました。

その時は着物を交換してほしいとは言わずそのまま着たのだけど、本当は当初私が着る予定だった着物が着たかったのです。

それは予め着付けの人が私の背丈を確認して選んだ色着物だったのだけど、当日なぜか間違って私の背丈に合わない物を持ってきてしまい、急遽私の背丈に合う別の着物に変更になりました。

不平は言わなかったけど、本当はこの色ではない、あの色の着物が着たかったという気持ちが残ったままになりました。

とある女性からは『なんか地味ですね。仲居さんの衣装みたい。』と言われたり。

冗談だと分かっているけどその時私はほんのり傷ついて、でもただ薄笑いして対応したのでした。

ちなみに夢の最後に出てきた男性、現実にはそういう人は居ません(居たらヤバイヨネ)。

 

思い出してまた悲しくなってしまった。

普段は夢なんて見ないんですけど、どうしたんでしょうね。

 

・“嫌だ”と思う気持ちは消えたと思っていても存在していて、ある時ひょっこり出てくる

・私は嫌な事を言われても言い返さず無意識に気持ちを押し込む癖がある

・本当は、“自分はその言葉・態度に傷ついた”と相手にきちんと伝えたい意思がある

 

自分の気持ちを表現する。

私は過度に周りを慮ったり、本心を表す事を恥ずかしいと思う思考回路があるようです。

嫌な事を言われても、つい薄笑いしたりおどけたリアクションをしたりして対応する癖があります。

心を守るための防御反応の1つなのだから一概に否定は出来ませんが、他の手段も持ちたいものです。気持ちを表すことは恥、という思考回路の裏には自分の容姿や存在への肯定感の低さもあるのでしょう。

 

話は変わりますが、大学時代にしつこく複数人に服装や出身を馬鹿にされたことがあります。今ならいじめと見なされる言動も多数あります。

そういう事をしていた人たちが雑誌の読者モデルをしていたり結婚して子供を産み育てたりしているのだから、人生とは・・・・と思います。

男性の方がその点ではまだ優しかったですね。

ただ、男子高出身の男性は厳しい態度を取る人が複数いましたが・・・。

その時も同様に薄笑いしたりおどけたりしてリアクションしていました。

本当はものすごく嫌だったのにね。

そう、心底嫌だった。

その自覚すら出来ていなかったし、自覚しないよう無意識に不快感を抑え込んでいたのかもしれません。

 

話がずいぶんあちこち脱線してしまいました。

こうしてブログに書くと少し気持ちが整頓されます。

読んでくださる方々は???かもしれませんが、どうぞお許しくださいませ。